賃管マスター(賃貸不動産経営管理士)

ID: past-2022-05 · 民法・借地借家法 · single

令和4年度 第5問・民法・借地借家法

問題

賃貸住宅管理業者であるAが、賃貸人であるBとの管理受託契約に基づき、管理業務として建物の全体に及ぶ大規模な修繕をしたときについての以下の記述の中で、誤りを含むものを選びなさい。

選択肢

  1. (1) 引き渡された建物が契約の内容に適合しないものであるとして、Aに対して報酬の減額を請求したBは、当該契約不適合に関してAに対し損害賠償を請求することができない、という内容である。
  2. (2) 引き渡された建物が契約の内容に適合しないものである場合、Bがその不適合を知った時から1年以内にその旨をAに通知しないと、Bは、その不適合を理由として、Aに対し担保責任を追及することができない、という内容である。
  3. (3) 引き渡された建物が契約の内容に適合しないものである場合、Bは、Aに対し、目的物の修補を請求できる。
  4. (4) Aに対する修繕の報酬の支払とBに対する建物の引渡しとは、同時履行の関係にあるのが原則である、という内容である。

正答

正答は (1) です。

解説

正解は1です。本問は、民法・借地借家法・契約不適合責任・報酬・同時履行について、不適切または誤っている記述を見分ける問題です。選択肢1が正解になるのは、この記述が設問の条件に合う不適切な内容だからです。参照用の○×判定でも選択肢1は不適切と整理できます。他の選択肢については、選択肢2は適切、選択肢3は適切、選択肢4は適切です。設問が不適切なものや誤っているものを問うているため、正しい記述ではなく、誤りを含む選択肢を選ぶ点に注意が必要です。